2013年12月28日土曜日

世論調査

Yaho0ニュースに朝○新聞デジタルの記事がありました。


   ”アイヌ差別、3人に1人が認識 内閣府が初の世論調査”

   ニュース元:
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131221-00000033-asahi-pol



そんなに?!( ;゜Д゜)

って驚く前に、そんなに関心持ってる人いんの?
って疑問の方が先に来る。
o( ̄   _    ̄)o


本文読んでみると、まず
  ”3,000人に尋ね、回答した人が1,745人(58.2%)”
らしい。


この時点で約半数の人が回答してないのに、
”3人に1人が認識”って怪しくない?

で、さらに読むと


  ”一方、差別や偏見に関する質問では、
  「どちらかというと」も含めて「平等だと思う」が50・4%だったが、
  「平等ではないと思う」が33・5%に上り、
  こうした差別の解消が今後の課題であることもわかった。”
    らしい。


この33.5%をもって、”3人に1人”って言ってんだろうけど、
両方の%足すと83.9%で、回答した人の%上回ってるから、
恐らく全体じゃなくって「回答した人」が母集合になってる?

そー考えると、

58.2%×0.335 = 19.3224

で、全体的に見たら、”5人に1人が認識”ってことなんではなかろうか。


さらにいうと、

  ”アイヌを「知っている」人のうち、
   民族の特徴について知っているかを複数回答で尋ねたところ、
   「先住民族であること」が68・3%、
   「独自の伝統的文化を形成していること」が65・7%で6割を超えた。
   一方、差別や偏見に関する質問では、
   「どちらかというと」も含めて「平等だと思う」が50・4%だったが、
   「平等ではないと思う」が33・5%に上り、
   こうした差別の解消が今後の課題であることもわかった。”

ってことらしいんだけど、先の質問は「知っている」人が母集合になってるってわかるんだけど、
つづく「一方…」の方があいまい。「知っている」人?「回答した人」?
「知っている」人が母集合とすると、さらに低くなる。
「知っている」と回答した人がどれくらいいたのか記載されてないので、
わかんないけど。



世の中に出回ってるアンケート調査ってなんか怪しいの多いと思わない?
特にマスコミ関係の記事は「統計」わかってないような人が書いてるような。
自分が書きたい趣旨を裏付ける(ような)数値だけ拾って記事にしてる気がする。

o( ̄   _    ̄)o んー